35 宮城県×デジタルゴリラ

保育現場の生成AI活用支援〜こどもと向き合う時間を創出する〜

宮城県は令和8年度、県内の保育施設で働く保育士の負担を減らすため、生成AIの活用を現場に定着させる事業を進めています。本ブースでは、その取り組みと成果を、県の担当課とデジタルゴリラが共同でご紹介します。

■ 背景にある課題
保育士不足と事務負担の重さは、東北をはじめ多くの自治体に共通する課題です。書類や事務に時間を取られ、本来もっとも大切にしたい「こどもと向き合う時間」が失われ、職員の離職にもつながっています。

■ 取り組んでいること
① モデル園への伴走支援
県内3施設に継続的に入り、園ごとのテーマに沿って自分たちで使い続けられる状態になるまで支援します。
② 保育士向け生成AI学習動画
保育の実務にそのまま使える内容で全6本を制作しています。動画で紹介した生成AI活用は、宮城県の公開サイトからスマートフォンでそのまま試せます。
③ 活用コミュニティづくり
ワークショップとLINEコミュニティで、園を越えて学び合う場をつくっています。

■ ここまでの成果例
・A園
はじめは「生成AIでつくったものを直すのに時間がかかり、これまでのやり方のほうが早い」という状態でした。訪問を重ねてその園の作業に合う進め方を一緒に固めたところ、夏祭りのポスターづくりが一気に仕上がるようになり、いまは職員の方がご自身で、別の職員に手順を教えています。
・B園
「使いこなせるか不安」という声から始まりましたが、訪問翌日には会議の録音を要約し、園内向けの手順書までご自身で作成されています。その後、法人内の会議で使い方を共有→職員が生成AIでつくった作品を持ち寄る園内発表会を開くまでになりました。

■ ブースでご覧いただけること
・保育現場で実際に使われている生成AI活用をその場で体験
・保育士向け生成AI研修動画を上映
・事業推進体制などについて担当者がその場でご相談に応じます

健康・子育て・教育

展示内容詳細

生成AI活用の伴走支援(動画学習・研修/ワークショップ・個別支援)

🦍AIで、組織に野心を🔥
デジタルゴリラは、生成AIを「導入して終わり」にせず、現場が自分たちで使い続けられる状態になるまで「組織変革」に伴走します。
宮城県の保育施設向け事業では、モデル園への訪問伴走、研修動画の制作・配信、ワークショップの企画運営、コミュニティ運営、プロンプト公開サイトの構築までを一体で担当しています。
特徴は、ITが苦手な方でも成果が出るよう、心理的なハードルを下げる進め方を設計している点です。実際に、AIを使ったことがない方が半数以上を占めるワークショップでも、その日のうちに成果物をつくり終えるところまで進んでいます。
同じ枠組みは、保育に限らず庁内業務・福祉・教育など他の分野にも展開できます。

関連動画

【第1弾】園だより・連絡帳・資料の作成に追われる保育士と、AIとのはじめの一歩
園だより・連絡帳・資料づくりをテーマにした研修動画です。画像を使って園だよりを水彩画風に変える方法まで紹介しています。
【第2弾】おたより作りが変わる!? 保育士さんが見つけた、新しい作り方
おたより作りを、これまでとは違う手順で組み立て直す方法を紹介しています。会議の記録を素材として活かし、そのままおたよりに仕上げる流れです。動画で使った文章は、宮城県が公開しているサイトからスマートフォンでコピーしてすぐ試せます。

資料ダウンロード


事業の全体像と取り組み内容を8ページにまとめた資料です。