48 XMAT

360°カメラで現場を高精細3D化 ― ガウシアンスプラッティング法を応用したインフラ維持管理デジタルツイン

橋梁、トンネル、道路、上下水道施設などのインフラ維持管理では、現地確認や点検、補修設計、施工の各段階で、多くの写真や図面、調査記録を確認しながら現場状況を把握する必要があります。

株式会社XMATでは、「3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)」を活用し、360°カメラ等で撮影した画像から、実際の現場を写真に近い質感で再現する高精細な3D空間を生成するデジタルツイン技術を開発しています。

高価な3DレーザースキャナやLiDARによる計測を前提とせず、撮影した画像をもとに3D空間を構築できることが特徴です。生成した空間は株式会社XMATが開発したビューワー「InfraScope GS Viewer」で自由な位置・方向から確認でき、現地に行かなくても構造物や周辺状況を直感的に把握できます。

3D空間上には、点検箇所や異常箇所へのコメント、写真、PDF、動画等の関連資料を紐付けて配置できるほか、基準寸法を設定することで距離計測も可能です。また、任意方向からオルソ画像や正面視画像を出力し、調査図・説明資料・図面作成等に活用することもできます。

展示ブースでは、実際に360°カメラで撮影したインフラ構造物の3DGS空間をご覧いただき、「現地踏査」「点検」「補修設計」「施工」「維持管理」といった一連の業務において、現場情報をどのようにデジタル化・共有・蓄積できるのかをご紹介します。

単なる3Dモデルの作成ではなく、現場情報を関係者間で共有し、将来の点検・補修にも継続して活用できる「インフラ維持管理のためのデジタルツイン」を目指しています。

防災・インフラ
小間番号 48
企業HP https://xmatcorp.com/
サービス概要等 https://xmatcorp.com/gaussian-splatting/

展示内容詳細

InfraScope GS Viewer

「InfraScope GS Viewer」は、3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)によって生成した高精細な3D空間を、インフラの調査・点検・補修設計・施工・維持管理に活用するためのビューワーシステムです。

現場を360°カメラやドローン等で撮影し、動画から必要な静止画像を抽出して3DGS処理を行うことで、実際の現場を写真に近い質感で3D空間として再現します。360°カメラによる撮影画像から空間を生成できるため、高価な3DレーザースキャナやLiDARを使用しない3D空間構築が可能です。

生成した3D空間では、利用者が自由に移動しながら任意の位置・方向から構造物を確認できます。現地へ何度も足を運ばなくても、事務所等から現場全体、アクセス経路、周辺状況、構造物の形状などを確認することができます。

さらに、空間上の任意の位置にコメントを配置し、写真・PDF・動画などの関連情報を紐付けて管理することができます。点検箇所や異常箇所、補修箇所などの情報を3D空間上で一元管理することで、「どこに、どのような情報があるのか」を視覚的に共有できます。

基準寸法を設定した空間では2点間の距離計測が可能で、任意方向からオルソ画像や正面視画像を出力することもできます。出力画像は、調査図、説明資料、補修検討資料等の下図として活用することができます。

また、データをローカル環境で利用できるため、通信環境のない現場や、施設情報を外部クラウドへ保存することが難しい環境での利用にも対応します。

現地踏査の削減、点検記録の見える化、補修設計時の現況確認、施工範囲の共有、点検・補修履歴の蓄積など、インフラのライフサイクル全体を通じて現場情報をデジタル資産として活用することを目指したシステムです。

関連動画

InfraScope GS Viewer活用イメージ動画
360°カメラで撮影した画像から、3Dガウシアンスプラッティング(3DGS)を用いて生成した橋梁の高精細3D空間と、専用ビューワー「InfraScope GS Viewer」の活用イメージをご紹介します。

実際の現場を写真に近い質感で3D空間として再現し、自由な視点から橋梁や周辺状況を確認できます。また、空間上へのコメント・写真・PDF・動画等の関連情報の配置や、任意方向からのオルソ画像出力など、インフラの現地踏査、点検、補修設計、施工、維持管理への活用イメージをご覧いただけます。

資料ダウンロード


本展示でご紹介する「InfraScope GS Viewer」の要点をまとめた製品パンフレットです。